胴裏にカビ発見!!!!仕立て直しの必要性の可否

今日は着物のお話します
胴裏のカビが発生したとき、仕立て直し必要かどうしようか
そんなお悩みがあったときにこの写真が参考になれば・・・と思います



まずは、これなんでしょう


1襟

昔の振袖の衿元です

何か気になりませんか?


きになるとしたら胴裏がちょっと茶色いかな?
(胴裏:着物の裏地)



ではこのきものを開けてみると!



3カビ

こ・・・これは・・・!?


俗に言うカビ!?

そうなんですカビなんです

長年箪笥に入ったままで、多分虫干しとかされてなかったんだと思います

胴裏は本来、白色です

年月が過ぎることで黄変といって茶色がかった黄色にうっすら変色します

この黄変は絹の自然な変色なので問題ないです。胴裏の生地全体が同じ様に

変色していくので、印象としてパッと見た感じも違和感がないと思います。

ちなみに最近の胴裏は黄変しにくい加工がされています

写真の着物の場合は、黄変ではなく、残念ながらカビ

ちょっと袖を通す気持ちにはなりにくいですよね^^;


でも、カビが生えている部分の表の生地を見てみると

2背中

表の生地まではカビが繁殖してません

表からの見た目はセーフ!なのに裏地はアウト。そんな状態かと思います


可愛いからこの振袖を今後着たい!と思われたら・・・

仕立て直しをして、胴裏を新しくする事で着る事ができます


「えええーーーー!!これは無理ちゃいます!?」って思われますか?


仕立て直しする事で、なぜ着られるかと申しますと・・・
仕立て直しの工程からお話しますね

1 全部解く
2 表の生地と八掛を洗張りする(お洗濯する)
3 胴裏を新しい生地を用意する(カビの胴裏は破棄することになります)
4 キレイになった表の生地・八掛・新品の胴裏で仕立てる


表の生地はカビが到達してないですが、侵食されてるかもしれないので
洗張することでカビも取り除き、生地自体もキレイになります

胴裏を新しくすれば、カビの胴裏ともお別れです

全部カビの問題がなくなったので、お仕立をして気持ちよく袖を通して頂けます


仕立て直しするのは、それだけ料金が発生しますが
想い出がある着物だったり、気に入ってる着物だったり、今後着たいな♪
と思われるものでしたら仕立て直しして頂く事をオススメします

これだけカビが出ていては無理!!って思っている着物も
解いてキレイにすることができるんだ。ということを
ちょっと知ってもらえたら嬉しいな。と思います


ちなみに、この写真の振袖はせっかく頂いたし気に入ってるので
仕立て直しをして生き返らせてあげようと思っています
予定では・・・自分で縫いたい♪
今、袷の着物が課題で仕立て始めているので
次は振袖が縫える事が目標です(^^)v


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プロフィール
下町の雰囲気が残る大阪の谷町6丁目にて1946年創業。着物に関するお仕事、悉皆・着付・販売をしています。 特にリメイクには力を入れています。着物から日傘に作り変える“きもの日傘”帯を椅子に作り変える“帯スツール”など 着物を着る方にも着物を着ない方にとっても着物を生かして頂ける事を大事にお仕事をしております。

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