絹の話‘繭から生糸編パート2’

ちょっとサッカーのチョコでお話が脱線しました
絹のお話にもどりたいと思います。


再びお蚕さま♪
お蚕さま


蚕さんが繭になってからどうなるか・・

糸を取り出す作業になります。

養蚕農家からバトンタッチして製糸工場の仕事になります。



生糸の取り方1 昔は人の手で生糸を取っていました 

今では機会化された工程ですが、基本的な方法は・・

1熱湯(温度調節をしながら)に繭を入れて煮ます

2繭の表面をつまむと糸がほぐれてきます

3糸口を見つけて糸をどんどん取っていきます


今でもこの方法を基本とした手挽きで生糸をつくられています

手挽き独特の素朴であたたかな味わいがあり、天然染料での

染め上がりは見事な艶・弾力を引き出してくれます。

人の手で作られる生糸。なんて魅力的なんでしょうか。



でも、基本的にほとんんどの繭は製糸工場へいきます。


生糸の取り方2 製糸工場の工程

養蚕農家から製糸工場へ繭が渡されます

1乾繭 かんけん 
 繭を乾燥します。

2貯繭 ちょけん 
 乾繭された繭は倉庫に貯蔵されます。ネズミ・害虫・カビがないように要注意です。

3選繭 せんけん
 繰糸の前に汚れ繭、穴あき繭、薄皮繭、玉繭等を取り除きます。

4 煮繭 しゃけん
 繰糸の前に繭を煮て、繭から糸口を出します。
 
5繰糸 そうし
 繭1つから1本ずつ出ている繭糸を集束し、生糸を作ります。
 生糸の太さに応じて、自動的に繭の継ぎ足しが行われ、1本の長い生糸ができます。

6揚返し あげかえし
 巻き取られた生糸を、荷造り、取り扱いに便利なように、大枠に巻き取ります。

7仕上げ
 揚返し後、生糸は大枠から外され、体裁を整えます。

8出荷
 生糸を織物業者等に出荷します。



このように養蚕農家さんががんばって育てた蚕さんは

製糸工場でたくさんの工程を経て生糸になります

ここから更に反物として織り上げ、色々な技法で染られたり

模様が描かれたり。。。まだまだ出来上がりまで先は長いです。


「生糸って艶々してる~」
お店の看板娘HIKARIちゃんも喜んでますね~
hikari.jpg

そうなんです。これが生糸です。
生糸



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絹の話

三代目さんのレポをとても興味深く読ませて頂いております。
人の手で大切に育てられて、様々な工程を経て1本1本紡がれた生糸

正絹の着物や帯・・・祖母から私へ受け継いだものを大事に大切に着てあげたい
あらためて思いました。

生糸ってほんと艶々してますね、これからも美しく輝いてほしいですね(^O^)♪

otokutokukoさんへ

おはようございます!コメント有難うございます♪

糸になるまで、糸から反物になるまでどれだけたくさんの方の
愛情をうけてできあがっているのだろう。。
工程を振り返ると色々思いました(^^

その工程を書いていて、分かりやすいかなぁ?とか興味ないかも?
とか思っていたので読んで頂けると本当に嬉しいです!!!!

着物を愛し大事にされているotokutokukoさんの着物達は幸せだと思います♪
いろんなコーディネイトで輝いていてi-189ブログを見る私達も
楽しいです(^^/楽しく興味津々で拝見させて頂いてますi-176

知っているつもりで

糸になるまでの細かい過程って知らないですよね^^;;

本当だったら1~2年に一回は製糸工場の見学などに行かなくてはいけないですね。私たち呉服屋も(生糸の製糸工場自体、もう国内に少ないですが・・)。

弘明寺の三代目さんへ

弘明寺の三代目さんは着物に関することお詳しいと思います。
私はまだ三代目暦が浅く、まだまだまだまだ勉強ですi-201
色んな着物の魅力を伝えられるよう知っておきたいですi-189
製糸工場とか作り手が減少していく危機感。。。
着物づくりに携る方々にもなんとかがんばって頂きたいっっ!そう思います。
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プロフィール
下町の雰囲気が残る大阪の谷町6丁目にて1946年創業。着物に関するお仕事、悉皆・着付・販売をしています。 特にリメイクには力を入れています。着物から日傘に作り変える“きもの日傘”帯を椅子に作り変える“帯スツール”など 着物を着る方にも着物を着ない方にとっても着物を生かして頂ける事を大事にお仕事をしております。

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