八掛の染め替え

今日は、染めのお話です


染めるって

ハードルが高いのでは??

なんて思われてませんか?

今日は、染めの中でも

八掛の染め替えの

ビフォーアフターの写真


ご覧いただいて

染めの楽しさや

染めかえることによって

どれだけメリットがあるか

なんてところをお話したいな

と思っています



個性的な着物の生地があって

私が和裁教室で仕立てよ♪と

思って準備をしているものを

写真にとりました



袷の着物を仕立てる予定です

用意するのは・・・・

1着物の表地
2胴裏
3八掛



その中で八掛を用意するのには

色を決めないといけないですよね

表地の一部分を使った色で

染めたいと考えてます



そこで、頂いた着物の中でも

シミが出て着れない着物の八掛を

とって、染め替えしよう!

ということで八掛を取り外してみました


(表はダメになってもまだ中が
使えるって事もあるんですよ♪)


でもね・・・

残念ながら・・・・

結構汚れてます(><;)


1八掛袖口
衿先部分の八掛です

えぇぇーーって思いますよね(^^;

でもお手入れしてない着物って

こうやって汚れが出てくるんです

だから、普段のお手入れ大事なんです

私はこう汚れてしまった着物を

見る機会が多いので、普段のお手入れの

大事さをたくさんの人に知って頂きたいと

思います。今日は染めのお話なので話は戻って…



更に裾の八掛

2八掛裾

擦り切れてます(^^;


着物の裾は本当に

擦り切れます


上の写真をアップにしてみました
4八掛裾



さらには裾の角は穴もあきます
3八掛裾



これは当たり前にあることなので

全然気にしないですよ(^-^)/


実は、染め替えにあたり、

この裾の擦り切れた部分

2、3㎝を切ってしまいます


そうすれば、擦り切れた部分も

穴をあいた部分もなくなって

キレイですよね


切っていいの?って思いましたか?


切ってしまっても長さは基本的に

問題はないです

仕立する際には胴裏につけるので

そこで調整できますから大丈夫

着物はこうやって長く着るために

調整ができるようにはじめから

つくられてます。すごいでしょ。



今は汚れて裾も擦り切れてる

かわいそうな状態の八掛ちゃんですが

生まれ変わって頂きましょう!!




5八掛染め上がり


いい感じでしょ~♪

右の生地が仕立てる予定の着物の生地です

個性的な色柄なので、八掛の色は

右下の糸で○印をつけている部分の色と

同じ色を指定しました


職人さんはバッチリ同じ色で仕上げて

くださいました!!感動!!


それだけじゃ~ありません


汚れていた衿先部分

どうなっていたか

見てくださいね!



6八掛染め上がり

衿先の部分は上の2枚です

八掛を染める時には

はぬい(写真の白い糸)をして

反物の状態に戻します

なのでこのような状態に

なっています。仕立てる際は

はぬいを解いてバラバラにします



ご覧いただいて、あの

黄色汚れは見えないでしょう♪


しいて言えば、若干色の濃い部分が

あの汚れてる部分です


でもこれだけ汚れも分からなくなって

色もしっかり美しく染めあがっていれば

素晴らしい変身をとげたのでは

ないでしょうか(^0^)/



こんな風に全部を染め替えしなくても

八掛だけでもすっごい変化を感じますね



たとえば・・・

着物の仕立直しをする際に

八掛だけでも染め替えすると

写真のようにグッと雰囲気が

変わります。もし汚れていても

分からなくなりますよね。


新しい気持ちで着物と向き合え

るのではないでしょうか。


これだけ美しく染めて頂いたので

私も頑張って素敵に仕立たいと思います


和裁教室の課題としてとっておきます♪

今2つ仕立ててるから、まだまだ先なんですよねぇ(^^;



染めがちょっと身近に感じられま

したでしょうか。それなら嬉しいです

自分の好きな色を選んで染めるのは

楽しいですよ~♪

着物の世界を楽しんでくださいね♪





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No title

八掛の染め替えですね。
かんがえたことありませんでした。
そっk、そうすればいいんですね。

まろさんへ

こんにちわ!
寒くなってきましたがお元気でしょうか(^^)

八掛は新しいものを買うという選択肢もありますが
でも、生地がしっかりしているものなら
染め替えて、使うことができます
着物を大事に使い続ける技術でもありますので
機会がありましたら、チャレンジしてみて下さい♪
染めあがった時の感動が感じられると思います♪

そろそろ12月師走でバタバタされるかも
しれませんね、どうかお体に気をつけて
お過ごしください(^-^)/
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プロフィール
下町の雰囲気が残る大阪の谷町6丁目にて1946年創業。着物に関するお仕事、悉皆・着付・販売をしています。 特にリメイクには力を入れています。着物から日傘に作り変える“きもの日傘”帯を椅子に作り変える“帯スツール”など 着物を着る方にも着物を着ない方にとっても着物を生かして頂ける事を大事にお仕事をしております。

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